こんにちは大塚です。

昨日は東之宮古墳土上げ祭ワークショップを開催しました。

古墳が造られた約1400年前を想像して,実際に白山平山頂まで土を担ぎ上げます。

秋分の日といえどもまだ暑い日でしたが,無事に準備した分を担ぎ上げることができました!参加者の皆さんお疲れ様でした。東之宮古墳を前にして,重機も何もない時代に,これだけの土や石を担ぎ上げて古墳を造り上げたなんて,想像絶する労力がかかっているなぁと改めて実感。

麻袋に入れた土を皆で運び上げます!

 

その後,これまでの調査の際に出た葺石を種類や大きさごとに分類するワークショップを行いました。

分類するのは楽しいのですが・・いかにも蛇やらムカデやらが出そうな雰囲気に実はヒヤヒヤしながら作業していました。出会わなくって本当に良かった・・!

 

チャート,河原石,砂岩,と一つずつ分類していき,圧倒的にチャートが多いという結果に。

その中でもちらほら河原石が含まれており,わざわざ河原石を入れていることに特別な意味を持っていたのかも・・・というお話になりました。

分類中2。大きさ,種類ごとに分けます。

東之宮古墳の史跡整備に向けてのこのワークショップ,将来多くの地元の方々が参加してくれるようなイベントになっていったらいいですね!