こんにちは、大塚です。

今日は養老町さんで、毎年恒例の火打石ワークショップのお手伝いに行ってきました!

 

皆さん、養老石をご存じですか?

養老町で産出する養老石は、火打石として江戸、明治時代に尾張一円でたくさん流通していたことが分かっています。

今回はその養老石を学ぶワークショップです。

 

講師は石器の専門家の、水野裕之さんです。

夏休みに開催予定だったのが、大雨の影響で今日まで延期となっていたのですが、11組ものご家族に参加いただきました。

今回参加の皆さん、火花式による火おこしも、摩擦式による火おこしも、すごく上手で次々に火を起こしてみえましたねー。皆さん、サバイバルに強いかも。

水野さん講義中。

火花式実践中

摩擦式、こちらは大人が頑張りました。

ちなみに、今日、水野さんは、首に養老石のネックレスをつけてみえました。なんと、約30(だったかな?)年前に名古屋で最初に拾った養老石なんだとか。その時はどこの石なのか分からなかったそうです。

そこから数十年、遺跡における火打石の存在を指摘し、尾張で流通している火打石が養老産だとういうことを、突き止められました。

養老石のネックレス、宝石のようにきれいなものではないですが、その石の歴史、水野さんの研究の過程を知ると、なんだかとてもかっこよく見えました!