こんにちは、大塚です。

台風の影響で朝から強かった雨足も、午後には弱まり、今は青空が覗きはじめました。

 

さて先日もご案内しましたが、にわ里ブックレット vol.003「古代邇波の國を訪ねる 邇波四代の王墓」が堀部邸と青塚古墳ガイダンスで販売がスタートしました。(1冊300円)

表紙に描かれている鏡の精霊たちのイラストは、山本彩乃さん作画。とても素敵です。

 

精霊のイラストが素敵!

 

ここでいう四代の王墓というのは、東之宮古墳、青塚古墳、坊の塚古墳、妙感寺古墳。

そのうち今回は「妙感寺古墳」をご紹介。

冊子「犬山たび 古墳の巻」にも紹介されているので、ぜひそちらもご覧くださいね。

 

妙感寺古墳は100m近くの大きさを誇る前方後円墳。妙感寺の境内にあり、坊の塚古墳に次いで5世紀前半頃に推定されています。

墳丘の規模もさることながら、周濠と堤をもつことからも注目される古墳ですね。

実は堤の一部が確認でき、古墳と一緒に見学していただくのがオススメです。

 

青塚古墳と同じく河原石の葺石があったとみられますが、全く発掘調査が行われていないため、四代王墓の中でも最も謎に包まれた古墳と言ってもいいかもしれません。

 

 

東之宮古墳の整備の次は、この妙感寺古墳の調査整備が進むといいですね〜

 

東之宮と合わせて、ぜひ見学に足を伸ばしてみてくださいね。

(古墳は寺有地の中にあります。墓地も隣接しているので、見学に際してはご配慮くださいませ。また蚊の猛威にもご注意!!)

後ろの森が、妙感寺古墳。

「犬山たび」より

「犬山たび」より