こんにちは、大塚です。先日10月15日(木)に行った栗栖プロジェクトのご報告です。

ニワ里ねっとでは、2011年から継続して犬山市立栗栖小学校で、土器作りや縄文食体験などの歴史学習の授業を行ってきました。

今年は、名古屋大学名誉教授の糸魚川淳二先生を講師にお招きし、スペシャルな歴史学習授業を実施。

今回の授業テーマは「栗栖から見つかったアンモナイト(ご存知でしょうか?)」、「栗栖周辺の川の石」、「植物」です。

まずは教室で化石のスペシャリストである糸魚川先生から、栗栖で昔見つかったアンモナイトのお話をしていただきました。糸魚川先生が本物のアンモナイトの標本を見せてくださり、小学生の皆さんはもちろん、先生方からもおぉと歓声があがりました。

DSC_0071

その後、河原へ出て落ちている石を観察し、どんな石が運ばれてきているのか、どんな形・大きさをしているのかをみんなで学びました。

拾った石を持っていくと、糸魚川先生がいとも簡単に石の種類を分類してくださるので、先生の前には小学生の列が。

分析してもらった石はみんなポケットにいれて持って帰っていました。そのまま洗濯機に入っていないといいのですが…(笑)

DSC_0120 DSC_0132

さて、授業の最後に、先生から小学校に思いがけないプレゼントが。先生がイギリスで採集されたアンモナイトの化石と、モロッコで見つかったサメの歯の化石を学校に寄付していただきました。みんな大喜びです!将来、栗栖小学校の中から糸魚川先生に続く化石のはかせが出てくるかも・・しれませんね!

アンモナイト贈呈

アンモナイト贈呈

今回も充実した授業となりました。ご協力いただいた栗栖小学校の児童の皆さん、先生方、栗栖地区の住民の皆さん、ありがとうございました。また来年も宜しくお願いいたします!