こんにちは、ニワ里ねっとの大塚です。

さてさて、昨日は青塚古墳にてまほら講座が開催されました。

講師は各務原市の埋蔵文化財センターで長年遺跡の調査、研究に携わってみえた渡邉博人さん。

渡邉さんは各務原にある「美濃須衛窯」という古代の窯跡の研究の第一人者で、今回・次回の二回に分けて、同時期程度の犬山の焼き物のようすをお話しいただきます。

今回は、モンキーパークの近くにあった「官林瓦窯」という、瓦を焼いていた古代の窯のお話しです。

発掘調査もしっかりされていないため、多くは謎に包まれている窯ですが、犬山市内で他に見つかっている古代の瓦などと比較しながら、「官林瓦窯」がどんな窯だったのか、少しだけ謎解きをしてくださいました。

モノの変化で、当時のようすが少しだけ見えてくる・・・やっぱり考古学って楽しいですね!!!

That’s考古学!な講義でした。

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次回は、犬山市の長者町団地近くにある「赤坂古窯(堂ヶ洞古窯)」についてお話しいただく予定です。

赤坂古窯からは、それはそれはかわいらしい陶製の硯が見つかっています。次回の講義の際に、見学できるようにしておきますので、ぜひこの機会に見に来てくださいね!次回は11月21日(土)午前10時~です。まだまだ参加者募集中。

 

さて、青塚では墳丘の草刈が、本格的に始まりました。

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