こんにちは。大塚です。

今日は,一年でもっとも日が長い,冬至の日。

ニワ里では,「冬至の日にかぼちゃを食べる」と同じくらい,「冬至の日に東之宮古墳に登る」という慣習が,ここ数年根付いています。

皆さんご存知の通り,東之宮古墳の主軸は冬至の日の出の方向を向いています。要するに,日の出が古墳のちょうど真ん中から上がってくるのです。

古墳時代から仕組まれたこの景色を拝もうと,毎年多くの方(と言っても知った顔ばかりですが)が早朝7時から山頂まで登ってみえます。

 

今朝の天気は快晴。気温も暖かく絶好の拝観日和です。

私が山頂に着いたときには,すでに多くの方が今か今かと日の出を待ってみえて,なんと今年はニワ里ねっとの会員さんが簡易な祭壇とお供え物まで設置してみえました。恐るべし,ニワ里ねっと。

日の出が上がった時は,毎年のことながら,おぉと歓声が。

私もここ数年,毎年見ていますが,毎回,はるか昔の古墳時代と繋がっている感覚に,感動を覚えます。

寒い中,多くの方がみえてました。

後方部へ。

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御来光。

理事長先生いわく,古来,冬至は一年の始まり。「墓」にも関わらず,新たな年が始まるおめでたい日を意識して造っているなんて,死に対して何てポジティブなんだろうと,古墳時代に思いを馳せながら日の出を拝ませていただきました。

元旦に東之宮古墳で日の出を拝んで,大晦日(→昨日)に本宮山に登頂した,今年はいい年になりそうです。