こんにちは大塚です。
秋も深まってきて,犬山近辺でも山々がだいぶん色づいてきました。
今週末あたりから寂光院方面は混み合いそうですね。
さて本日は,色づき始めた山々に囲まれた,犬山・栗栖へ。
来月に控えている栗栖小学校での授業に向けて,打ち合わせ& 実験をしてまいりました。
ニワ里ねっとでは,毎年栗栖小学校において歴史学習の授業をさせていただいていますが,今年は地元の皆さんと協働で,「栗栖の渡し」など河岸の文化遺産を学ぶ授業を行う予定です。
「栗栖の渡し」は、栗栖から対岸の勝山へ渡る交通路として昭和の中頃まで利用されていた渡し場です。明治時代に敷かれた「石畳」が今も見ることができ,その当時の雰囲気を残しています。
今回の授業では,明治36年以降の渡し場で利用されていた,渡し船の渡船方法(岡田式渡船)を再現します。
ということで,今日は現地にて渡船実験です。
水の抵抗を利用して,船を右に左にと渡します。原理は分かるのですが,本当に動くのだろうかと不安でしたが,,結果,上手く船が動いてくれました!よかったよかった。
もう少し,調整が必要なようですが,これで児童の皆さんに「栗栖の渡し」がどんな様子で機能していたのかをイメージしてもらえそうです。
さて実を言うと,今日の実験,船の製作から渡す場所の検討までほぼ全て,栗栖の三輪しんやさんが担当してやってくださいました。私たちニワ里ねっとは横から口を出すだけで,実際は何もやっていません(笑)
こうした地元の方の「力」あってこその活動だなぁ,と改めて実感した1日でした。
授業本番が楽しみです。