本日は古川会員をリーダーに、第一回ニワ里サイクリングを開催しました。山と落語の大好きな服部が報告します。
冬型が強まる寒い中、自宅から自走してきたツワモノ2名と、ママチャリのレンタル4名の6名にてスタート。
先ずは古代寺院跡でもある音楽寺にて16体もの円空仏を拝みました。
眉間にしわを寄せながら微笑む円空仏はとてもイイですね~。自然木から飛び出しそうな荒々しい神様(荒神様)は特に素晴らしい!
また、これら円空仏は長らくお堂の下にコモを被ってほとんど放置状態!?であったことをお聞きし大いに驚きました。
その後、古川リーダーおすすめの「無名の街道」を快走し浅井古墳群へ。浅井古墳群は県指定の史跡で、県内史跡整備の先駆けでもあります。
ところが、航空際に来場のブルーインパルスを頭上に見上げたところで予想外の降雨。雨宿りもかねて人麿塚碑横の公民館軒下にてあわただしく昼食をとり、石刀神社へ。
御神体の大きな赤いチャートと、それをとりまく同じ赤チャートの小石敷きに、先月の古代劇に登場した「作り石」をイメージし、なるほど!と大いに納得しました。
次に、今回欠席の大塚研究員が『古地図で楽しむ尾張』に執筆した水車跡地を見学しましたが、止みそうにない雨に残念ながら見学はここまでとしました。
今回はモニター的な開催で、しかも予定を完遂できませんでしたが、一味違った文化財巡りに新鮮な面白さを感じた一同でした。
次回は春に開催します!
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今回のイベント企画担当で、会員の古川さんからもコメントいただきました!(前日のブログにコメントいただいていたので転記しますね。)
古川さん、ありがとうございました!
次の企画楽しみにしてます!!
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以下、古川さんより。
ニワ里サイクリング やりました!
フラワーパーク江南を出発して、音楽寺で円空仏の見学。
お堂の下に無造作に放置してあった円空仏を今の展示館に移したときに立ち会ったという語り部のおじさんが
非常に詳しく説明してくれました。
次に浅井古墳群ではニワ里の服部さんが解説し、「史跡整備」という観点の評価にらしさがあふれていました。
しかし石刀神社に向かう途中から雨がポツリポツリ。
なんとか石刀神社の3つの御神体の黒岩(よく見ると、赤いチャート)を楽しんで、記念撮影をして
蘇南公園の水車業跡まで来て、やむなく残りの行程を断念。
それでも状況は悪い中、自転車で運動しながらの史跡巡りということで頭とからだを両方使えて
よかったと思います。
隠れた古墳に踏み込んでいくメンバーの後ろ姿を見て、「チャレンジ!」と勇気づけられました。