こんにちは大塚です。
本日は西尾市岩瀬文庫にて,「歴史講座in西尾 古代の西尾を再発見」が開催されました。
今回の講座は、ニワ里が5カ年かけて行ってきた西尾市域の遺跡分布調査の報告会でもあります。
前半は,長年西尾市の文化財にも携わっておられる加藤安信先生のご講演。
西尾市域の遺跡保護に尽力された杉浦敦太郎先生について,
加藤先生自身も杉浦先生との交流で見て感じられたエピソードも交えて楽しくお話いただきました。
遺跡保護の運動についてはもちろんですが,
杉浦先生が文化財保護に携わると同時に俳人でもあったということに,
文化人としての幅の広さに敬服しました。
さて後半戦は遺跡分布調査の報告会。
冒頭に,樋田泰之さんにGPSによる分布調査の方法と成果の概略についてご説明頂いたのち,
調査による遺物分布の傾向と,この調査によって何が分かってきたのかを,
赤塚理事長よりお話しいただきました。
海からの玄関口,幡豆。
どこにその中心があるのか,いつから確立するのか,,,歴史探求への興味をそそる,とても魅力的なお話でした。