こんにちは。大塚です。
今日は、ニワ里バスツアー、御嵩町の古墳を巡ってまいりました。
赤塚理事長いわく、「可児郡の中心は御嵩にあり」。今回の旅のテーマです。
個人の所有地にあるなど普段はなかなか訪れにくい古墳を中心に見学する、マニアックな旅となりました。
前波の三ツ塚を越えて、まずは伏見高倉山古墳へ。にわ里では、2回目の訪問です。
竹林に覆われた前方後方墳。写真では伝わらないですが、綺麗に残ってるんです!
ただ、詳しい調査が行われていないため、詳細は不明。
堀が残っているようにも見えますし、周辺も含めて測量するだけでもとっても面白そうな古墳です。
その後、天神山古墳、宝塚古墳へ。
どちらもマウンドがしっかり残っていて立派な円墳です。ただ、これも詳細は不明。
御嵩町は正体不明な古墳ばかりです。
宝塚古墳では、みんな”ヌスビトハギ”に襲われました。古墳見学あるあるですね。
途中、顔戸城跡にも立ち寄りました。
ここも、すごく良好に遺跡が残っているんですねー。
土塁・堀の残り具合がカッコいい。ほんとに御嵩町おそるべし。
そろそろ古墳に飽きてきたところで、愚渓寺で石庭を拝見させていただきました。
京都・竜安寺の石庭の原型とも言われる、由緒ある御庭です。
砂利の波紋がなんとも美しい!
古墳見学で興奮した気持ちを鎮める、ひとときの安息。
細かなところまで行き届いた、これぞ臨済宗妙心寺派!という感じの素晴らしいお寺でありました。
ちなみに、愚渓寺のお隣の稲荷山古墳も見学しました。
昼食を挟んで、みたけの資料館・みたけ館を見学させていただいたのち、最後の目的地・中切古墳へ。
大きな横穴式石室をもつ、前方後円墳です。
足場の悪さも何のその、傾斜の強い墳丘の上へ登り、後期の前方後円墳らしい形を体感しました。
今回訪れた遺跡は、御嵩町の史跡のほんの一部。
良好に残された様々な文化遺産ー古墳、古代寺院、城跡、そして、街道、宿場などーが、まだまだたくさんあります。
恐るべし、御嵩町。また訪れたい御嵩町。
今度は広見線で来て、のんびり歩いて見学もいいですね。
ご協力いただきました各見学地の皆様、大変ありがとうございました。