こんにちは、大塚です。
さて、今年の2月には、青塚古墳を見守る会の皆さんで古墳の清掃活動をしました。
(草刈りの様子は→2月19日ブログにて)
その古墳清掃の際に、こんな可愛らしい動物に遭遇しました。
「カヤネズミ」という10cm未満の小さなネズミで、チガヤやススキなどに球形の巣を作って暮らしています。昔は数多くいたそうですが、草地の減少で、今では珍しい動物になってしまったそうです。
青塚古墳には、昔からいたと地元の方からお話も伺いました。
私は巣しか見れなかったのですが、見つけた地元の方から写真を提供いただきました。
青塚古墳のお山には、チガヤもススキもたくさん生えています。
それがカヤネズミにとって好環境なのか、巣がたくさんあったので、結構な数のカヤネズミがお住まいになっていたようですね。
青塚古墳の可愛らしい住人を知ってもらおうと、青塚スタッフの方にカヤネズミの巣標本を作っていただきました(巣は実際に見つけたもの)。
残念ながら臨時休館中でご覧いただけないので、とりあえずHPにでお披露目です。
申し訳ないことに、チガヤを刈り払ってしまったので、カヤネズミの皆さんには一旦はどこかにお引っ越しいただくことになってしまいました。
が、ここ数日の陽気のおかげで、カヤ類がグングンと成長し、青塚古墳がますます青みを増してきました。
また草丈が高くなれば、戻ってきてくれるのかなと期待です。
…と言いつつ、古墳草刈り活動は6月6日(土)・7日(日)に開催する予定です。(すぐに草丈は伸びるので、ネズミの住処は失われないはず。ご心配なく。)
今は体力を蓄えて、皆様ぜひご参加くださいませ。
その頃には、活動が再開できていますように。