こんにちは、望月です。
3.11東日本大震災の発生から10年。
多くの犠牲になられた皆様に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
地震や津波、大雨、洪水、土砂崩れ…
人間にとっては災害だけど、自然にとっては当然の営みです。
地球がある限り、それらを避けることはできないし、幾度となく繰り返されます。
では、災害を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。
戦前の物理学者であり、俳人の寺田寅彦さんの言葉をお借りすると、
残る唯一の方法は人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないのです。
過去を伝える文化遺産をこれからの防災に活かすことは、昨今盛んに叫ばれている”文化遺産の活用”において、とても重要な視点であり、過去から学び、未来へ活かすことこそ”歴史”の存在意義なのだと思います。