こんにちは,大塚です。

犬山市栗栖地区の発掘調査がスタートしました!瀬之上遺跡周辺で,5カ所程度のトレンチを掘る予定。

瀬之上遺跡では,1m以上もの厚い砂層の下から遺構や遺物が出土したことがわかっており,その状況などから,遺跡が木曽川の洪水堆積層で覆われているのではないか,と想定しています。

今回の調査では,遺跡の範囲を確認するとともに,洪水堆積層を確認し,木曽川の洪水がどのようにムラ(瀬之上遺跡)を襲ったのかを明らかすることが目的です。

そして,何より,地元の皆さんにも調査に参加いただいて,地元の皆さんと一緒に地域の歴史を紐解いていきたいですね。

今日は,1m弱を掘って終了。時期は不明ですが遺構も検出できました。

明日,明後日は調査は雨のため中止ですが,週明け9日は栗栖小学校の授業をさせていただくので,午前中は現場をあけております!10月23・24日も調査予定です。

調査中でしたら,いつでもご見学可能です。ぜひお立ち寄りくださいませ。11月・12月の調査予定日はまた改めてご案内します。

ちなみに,今日の午前中には地元の方にもお手伝いいただきました。感謝,感謝です!

空気の美味しい栗栖での調査。とてもいいです。