こんにちは大塚です。
先週土曜日は、まほら講座でした。
今回の講師には、小牧市教育委員会で長年、篠岡古窯群の発掘調査に携わっていらっしゃった中嶋隆さんをお迎えしました。会場は満席、たくさんの方にお越しいただきました。
犬山の東部丘陵にも、小牧市篠岡地区と同じく、古代・中世の窯跡が存在しています。ただ、犬山市域の窯に関しては調査はされておらず、詳細は不明なのが現状。
その犬山市内の窯跡と篠岡古窯群とを比較して、どのような関係性が考えられるのかをお話いただきました。
古代の窯跡についての基礎的なことから、遺物の見方まで、丁寧に詳しくお話いただき、講演終了後の質問タイムも
遺跡の調査がされていない、ということは東部丘陵のエリアはまだ開発もされておらず、遺跡が良好に残っている可能性も。再三、ニワ里でも言っていることですが、遺跡が知らずに破壊されてしまう前に、詳細な分布調査の実施が望まれる限りです。
次回のまほら講座は、現地散策会の予定です。天気が良いといいですね!