こんにちは、大塚です。

本日はまほら講座の第4回目、羽黒現地散策「羽黒今昔ばなし」を開催しました。

今日の講師は羽黒コミュニティの津守さん。羽黒に伝わる伝承を辿って、約2時間半の散策会でした。

そして今回は、地元羽黒コミュニティの皆さんに運営スタッフとしてご協力いただきました!こちらからお願いしたわけではないのに、こんな風に、ご協力いただけるなんて、嬉しすぎます!感動!

今回は羽黒駅から東のエリアへ、羽黒城、興禅寺、金屋・上大日地区、笑面寺、高橋古墳群の石棺、八幡林合戦跡、野呂塚、小弓の荘・・・・と羽黒の史跡をたーくさんご案内いただきました。

 

最初の見学地は小牧長久手合戦の折には、秀吉方の砦としても利用された羽黒城跡。かつては雑木林で、見学はできない状況だったそうですが、地元の方々の尽力で、今では見通しの良い竹林公園に。ただ、竹林の維持・公園の活用など、色々と問題もあるそうで、今後の方向性を、地元で検討しているところだそうです。これからの進展がとても楽しみです。

羽黒城跡にて

 

そしてもう一つ、地元の皆さんが地域の文化遺産を残そうと力を尽くされたのが、羽黒小学校にある「天燈塚古墳」の石棺。ボロボロになって、消失しかけていた石棺を、地元の皆さんが覆い屋を作り、見学できるように小学校に保管・展示してあります。地元の方々の文化財への思いが結実した展示です。

知ってはいたけど、初めて見る方も多かったようで、皆さん、首を伸ばして見学されていました。

天燈塚古墳の石棺、立派な覆い屋で守られてます!

 

寒さが心配でしたが、気温は低いものの、終始日が差して気持ちの良い散策会になりました。

五条川沿のウォーキングも気持ちよかった!

五条川沿い

 

今回のウォーキングは、地域力というのを色々な面で感じました。

地域の力あってこそ、地域の文化遺産は繋がるんですね。

 

ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた羽黒コミュニティの皆さん、ありがとうございました!