こんにちは、大塚です。
昨日は坂祝町にて旭堂南海先生の講談会でした!
今回は、猿啄城の合戦を題材に、漫画家の渡辺浩行先生が描かれた「夕雲の城外伝猿啄の春」を講談にしていただいています。
渡辺先生が漫画を描くにあたって、猿啄城の合戦は城主であった多治見がすぐに敗走したため、どのように物語を盛り上げるのか悩まれたそうです。
そこで、坂祝の伝承に残っている春姫にスポットを当てて物語を作ったのだそう。
結局は多治見一党は負けてしまうのですが、勝者の歴史の中だけでは語られない、しかし、地域にだけは伝わる歴史です。
歴史は、結局は一人一人の積み重ねなんだな、ということを改めて感じさせていただきました。
漫画としても面白いですが、地域の歴史を拾い上げで光を当てた、という意味でもとっても面白い漫画だと思います!
また、それを講談にしていただいたことで、さらにリアルに感じることができる、良いイベントでした!
春姫がどんなお姫様で、どんな生涯を送ったのかは、ぜひマンガ「夕雲の城外伝猿啄の春」でお楽しみください!
富加町郷土資料館で販売してます。
(決して富加町の回し者ではございません)
さてさて、今年のニワ里企画・南海先生の講談会は、今週末のしだみゅー寄席で最後となります!
下のチラシをご参照。
まだ聴いていない貴方、どしどしご予約ください!