こんにちは,大塚です。

世間では風邪が流行り始めたようで,ニワ里ねっとのスタッフ内でもマスクをしている方がちらほら。皆様,体調管理には十分お気をつけくださいませ。

さて,本日は地域学芸員養成塾の羽黒編,現地実習がありました。講師は,前回に引き続き,名古屋城管理事務所の市澤泰峰さんです。

今日の現地実習では,羽黒駅から出発し,野呂助左衛門の碑,八幡林の合戦跡地,羽黒城跡をぐるっと回るコースで散策しました。

特に羽黒城跡では,地形のわずかな高まりや沈みが,当時の堀や土塁の跡の可能性があると教えていただき,受講生の皆さんと城跡の見方を学びました。

また,一般に城跡と聞くと,高層な建物が建っている様子を思い浮かべがちですが,羽黒城跡の創建当時は,区画分けされた居館がいくつか並ぶ様子だったのではとのお話でした。思っていたイメージとは違う方もいらっしゃったのではないでしょうか。

市澤先生曰く,羽黒城跡含め,羽黒周辺はまだ古い地形も残っている部分が多そうとのこと。今後,調査や研究が進んで羽黒周辺の中世の様子がもっと明らかになっていくといいですね!

羽黒城前にて。

羽黒城前にて。

興禅寺にて。四季桜が満開でした。

興禅寺にて。四季桜が満開でした。

さて,次回は発表会,受講生の皆さんに羽黒地域の歴史について調べてきていただき,発表していただきます。

どんな発表があるのか楽しみです。