こんにちは、大塚です。

今日は、養老町にて恒例の火打石WSが開催されました!養老町さん主催のもと、ニワ里ねっともお手伝いに行ってきました。

講師に名古屋市教育員会の水野裕之さんをお迎えして、養老産の「養老石」を使った火起こし体験です。

「養老石」は、養老の瀧がある谷付近で採集できるチャートの呼び名で、火打ち石のブランド品だったことがわかっています。江戸から明治にかけては名古屋など尾張周辺で、たくさん消費されていたようです。

まずは、講師の水野さんに「養老石」についてのレクチャーをしていただいたのち、実際に谷におりて「養老石」探し。

普段は石の違いなんて、全く気にしないと思いますが、よくよく見ると、石一つ一つの顔が結構違うんです。

河原の石をよーくよく観察していると、養老石を発見!

養老石探し、思った以上に盛り上がりました。

 

孝子館にて。

 

「養老石」の答え合せをしてもらおうと、水野さんのところへ。

 

会場を移動して、いよいよ火起こし体験。

拾った養老石と火打金を打ち合わせることで、火花を出して、火を起こします。

今回は低学年の子が多かったので、大丈夫かなーと心配でしたが、ちゃんと火口に火花を落とすところまでいけました!火口に火をつけれた子の得意げな顔が、とっても可愛かったですねー。

 

そして、キリモミ式の火起こしも実践。こちらは、火打ち石と違って、体力の必要な火起こし。参加のお父さま方の助けもあって、こちらも火種を作るところまでいけました。よかった、よかった。

 

あまり知られていない「養老石」の歴史。

今日、参加いただいた子のうち一人でも、「養老石って知ってる?」と友達にお話ししてくれる子がいるといいなーと思います!

会場を移動して、火起こし体験。

 

火打ち石を叩いて、火花を出します。

 

きりもみ式に挑戦。