こんにちは、望月です。

今日はしだみ古墳群ミュージアムにて、今年度歴史講演会の最終回。寺子屋「鈴鏡」の会でした!

講師に名古屋大学名誉教授の足立守先生をゲストにお迎えして「東谷山と白い石」と題してお話しいただきました。

白鳥塚古墳や尾張部神社古墳、中社古墳に撒かれた白い石の正体は石英のかたまり。白鳥塚では15㎝を超える大きなものも確認されています。

石英のかたまりが地表面に出てくるのは、花崗岩帯の端っこが多いのだそう。東谷山の山麓こそがまさにその端っこにあたり、石英が拾われていた可能性もある!とのお話をいただきました。

また東谷山周辺の活断層の話題もあり、皆さん興味持たれる方も多かったのではないでしょうか。

足立先生のご講演の中でもお話しされていましたが、地質・地形の成り立ちは様々な分野に繋がっています。

いつもは歴史の話ばかりの「歴史講演会」ですが違う視点から地域を眺めると、新たな地域像が見えてくる楽しさを、参加者の皆さんにも感じていただけたら嬉しいですね!