こんにちは、大塚です。

本日は、栗栖小学校にて歴史学習の授業を行ってきました!

今年度二回目の授業は、栗栖の縄文遺跡・尾崎遺跡へ行き、表面踏査をするというワークショップです。

6年前から何度か行っているワークショップで、本年度が一応まとめの年になります。

講師は、もちろんニワ里の縄文担当・纐纈茂先生です。

 

 

今回も地域の方のご厚意により、耕作中の畑に立ち入らせていただき、みんなで足元に落ちている土器や石器を探しました。

栗栖の子たちも慣れたもので、遺跡周辺につくなり、次々と剥片や、土器などを見つけていました。

さすが、学校に土器ポスト※なるものがあるだけはあります!!(※道端で拾った土器をいれる、特設ポスト。)

中には、黒曜石のとっても小さな破片を見つけた子も。キレイに透き通る黒曜石を見てとても喜んでいました。

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4000年近く前の人たちが使っていた道具のかけらが、今の私たちの手元にあるという不思議な感覚、

ほんの小さな土器のかけらから、昔の人に思いを馳せる楽しみ、を栗栖小の皆さんには感じてもらえたのではないかなと思います。

 

さて、冒頭で述べた通り、今年度は、これまでの表面踏査成果をまとめる予定です。が、小学生に拾ってもらった採集資料の点数はたぶん相当な数になっています。(まだカウントしていません。)これから、年度末にかけてそれを整理して本にまとめる・・・と考えると、焦燥感に駆られます。。。

 

とりあえず、今日、採集した資料は、来月の栗栖小学校の学芸会にて報告を予定しています。小学生の皆さん、お楽しみに~

下写真は、先回子どもたちが作った土器・土板。教室前に飾ってありました。

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