こんにちは、大塚です。

昨日はまほら講座の第3回、名古屋大学の足立守先生と現地にて地層の見学会を行いました。

毎度のことながら、天気が心配でしたが、風もあまりなく散策日和になりました。 足立先生曰く、天気が良ければ8割位成功とのこと。ほんとに天気よくて良かったです!

まずは栗栖の野外活動センター裏にて、なぜ山が山で、谷が谷なのか、を見えている地層を確認しながら教えていただきました。

砂岩の露頭を確認。砂岩が地層を形成している場所は,削られて谷地形になっています。

そして、二つ岩へ移動。河岸沿いが開けていて,様々な地質の特徴を見ることができます。

河岸に見えている地層を,一つ一つ確認しながら,なぜこのような地層になったのか,なぜこの岩がここにあるのか,ということを学びました。

そういったお話を伺うと,億年,千万年という,ものすごい時間の流れの中でこの場所が作られているんだということに気づき,ただの岩や石も地球の歴史を伝える貴重な資料なんだなということに感動しました。

河岸を降りて見学。後ろに見えるのが,チャートの巨岩・二つ岩です。

チャートの岩盤を歩きます。

 

最後に,先回の講義でも話題になった「放散虫」の観察。チャートの石の中に含まれていて,ルーペで観察ができるのだそう。

1mm以下の生き物の化石が本当に分かるのかなと,半信半疑でしたが,,わかりました!!!

これを電子顕微鏡などで見れば,あの綺麗な放散虫の化石が見られるのだそうです。

 

放散虫をルーペで観察。
太陽光もあったので,よく観察できました。

 

また一つ,木曽川の魅力を感じた今回の散策会,とても充実した会となりました。

私もすごく楽しませていただきました。

参加いただいた皆様,足立先生,ありがとうございました。